田邊優貴子「数学が弱くても、理系に進んでいい」

理系語録

by田邊 優貴子(国立極地研究所 助教)

田邉さんによると「シアノバクテリアは30億年前に初めて酸素を発生する光合成をした生き物。シアノバクテリアによって酸素が増えたことで、酸素呼吸をする生き物が生まれた。さらに、酸素が生まれたことでオゾン層ができて、紫外線がカットされるようになり、生き物が水の中から陸に進化することができるようになった」という。田邉さんが「まるで30億年前の生態系が湖の中にあるんです」と興奮気味に語った。

そんな田邉さんだが、もともと理系が好きだったわけではなかった。理系に進んだきっかけをこう話す。

「自然も生き物も星も好きだった。好きなものを追いかけていたら、結果的に理系の道になった。子どもの頃に触れ合って好きになったのは、星とか石とか虫。そこから始まる自然科学への道もあるのに、どこかで理系=数学となってしまう。数学が弱くても星が綺麗だなって思って(理系に)進んでもいいと思う」

田邉さん自身は高校2年生の文理選択のときに理系を選んだものの、ざっくりと「天文学をやりたい」という気持ちだった。大学は工学部を選び、物理と化学を専攻していたが、それは「就職をしやすいから」という理由だった。

Reference:『情熱大陸』出演の生態学者・田邊優貴子さん「なんでも社会に役立つと思っちゃいけない」

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「理系語録」とは

理系語録』では、理系に関する言葉をご紹介しています。理系の現状や魅力、キャリアが伝われば幸いです。

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ー Ram Dass ”
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