矢野寿彦「AI人材になるには、数学は必須」

理系語録

by矢野 寿彦(日本経済新聞 編集委員)

政府は3月末、大学を中心に毎年AI人材を25万人ずつ育成していく方向性を打ち出しました。といっても医師や弁護士のような国家資格はありません。実は定義もあいまいです。何をもってAIとするかも専門家の間で意見が分かれます。ただ必要不可欠な資質として挙げられるのは、数学の力です。

企業が今、求めているのは機械学習、なかでも深層学習(ディープラーニング)のスキルを持った人材です。人間の脳の仕組みの一部をまねてデータを分析する手法で、囲碁AIが最強棋士を破ってから一気に注目されるようになりました。理系の学部生レベルの学力があれば、基本は理解できるそうです。

ただ、深層学習を使いこなし、膨大なデータを分析する新たな手法を導くとなると、線形代数や統計、確率といった高度な数学が必要です。とくに世の中にある様々な現象を数式のような「数学の言葉」で表現する数理工学がカギを握ります。数理モデルができれば複雑な現象でもコンピューターによるデータの処理で解決策を導き出せます。

Reference:AI人材になるには 数学は必須?

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