by 迫田 雷蔵(日立製作所 グローバル人財開発部長)
――産学協議会では、経団連と大学で何を話し合っているのですか。(中略)
大きな方向性は、大学でしっかり学んでほしいということです。ただ4年間過ごしたから卒業させるのではなくて、きちんと学んだ質の保障を大学に求めています。「Society 5.0」時代になっていくなかで、数理的な推論の力であるとか、データ分析力、ITリテラシーがなければ、社会に出てから戦っていけません。
これまでのように文系大学への進学を決めたら、数理的なところと無縁になる。これでは、ダメなんです。人文科学・社会科学・自然科学の基礎分野を横断的に学ぶリベラルアーツの力を大学で身につけるよう求めています。
Reference:経団連が就活ルールの設定を諦めた本当の理由
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『理系語録』では、「理系のキャリアを語録で学ぶ」をコンセプトに、理系に関する言葉や記事、ニュースをご紹介しています。理系のキャリアの魅力を少しでもお伝えできれば幸いです。
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”Ardently do today what must be done. Who knows? Tomorrow, death comes
ー Buddha(ブッダ) ”
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