サノ
GACKTさんはいったいどんな考え方で進路を決めているんですか?
GACKTさん
ボクは、ゴールから描く。
そこから、現在地に向かって「逆算の直線」を引く。
「結果→Z→Y→X→→→A→自分」というふうに、一直線でつながっています
ゴールにたどり着くためには、「Z」という結果が必要で、「Z」を得るためには「Y」が、「Y」のために「X」が…とさかのぼっていくと、今やらなきゃいけない目の前の「A」がわかる。
あとは、ただそれをやるってだけの話。
ゴールを決めてる人は直線をたどるだけだから、選択で悩まない。選択肢を増やしつづけてる人とは、人生で使える時間がまったく変わってくる。
サノ
なるほど…
でも、「ゴールを決めること」自体がすごく難しいと思うんです。今の自分が描くゴールに確信を持てないから、とりあえず選択肢を増やそうと…
GACKTさん
行動をつづけるうちにゴールが変わるのは、べつにかまわない。「今の自分なりにゴールを決めて描く」ということが、とにかく大切。
ただなんとなく目の前のことをやってるのと、「時間の価値」がまったく変わるんだ。
「人生は文学だ」って言う人もいるけど、人生とは非常にシンプルな「数学」だよ。
「時間」を大切にしたい人は、今の自分なりの結論を決めて、今から描いていく数式を導き出したほうがいい。
Reference:「選択肢を増やすのはいいことだと思ってない?」GACKTが教えてくれた“幸せのつかみ方”
「数学って必要?」とは
「数学って必要?」では、数学が社会に出て役に立つのか、また役に立つのであれば、どのような場面で役に立っているのか、ということを紹介しています。「数学って必要だったんだ」と少しでも感じて頂ければ幸いです。