by 株式会社セガ
「AI技術にしろ、ゲーム制作に使われる技術にしろ、一定のレベルまでは詳しい数学を知らなくとも何とか使うことができますが、さらに上のステップに進み『使いこなそう』とする際には数学や物理が必要になります」
そう話すのは、勉強会の中心メンバーである開発技術部のYさんです。(中略)
実際、ゲーム制作のどのような場面で数学が活用されているのか?
具体例を挙げてYさんはこう説明します。
ゲーム内でキャラクターを動かす際、ゲームの背景にキャラクターを配置して、ポーズをとらせて毎秒30コマもしくは毎秒60コマの撮影を行うことで映像として見せています。
キャラクターに希望のポーズをとらせる場合、肩や膝の関節を曲げて指定の角度に回転させますが、その際に3次元回転の結果を計算で求める必要があります。その膨大な計算を毎コマごとに行っています。
Reference:ゲーム制作って数学なんだ… SEGAが勉強会資料150ページを公開
「数学って必要?」とは
「数学って必要?」では、数学が社会に出て役に立つのか、また役に立つのであれば、どのような場面で役に立っているのか、ということを紹介しています。「数学って必要だったんだ」と少しでも感じて頂ければ幸いです。