「数学って必要?」を検証〜『因数分解』編

数学って必要?

ある現象を数式で表したとき、積の形で表すと面白いことが見えてきます。

たとえば、従業員の努力がa、経営者の努力がb、世の中の流れがcとして、会社の利益は、abc、つまりa×b×cで表されるとします。

すると、どれか1つの数値が0だと、成果は完全にゼロになります。つまり、どれだけ従業員が頑張っても経営者が何もしないとゼロだし、みんな頑張っても、世の流れが自社に向かないと、やはり成果はゼロとなります。因数分解はこんな視点を与えてくれるのです。

Reference:数学大百科事典 仕事で使う公式・定理・ルール127

<解説>

人生の方程式とは、「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」

上記は、京セラ名誉会長である稲盛和夫氏の言葉です。人生は、「考え方」「熱意」「能力」という3つのファクターの積で表すことができるとのこと。また、「熱意」と「能力」は、ゼロからプラス100点まで、「考え方」は、マイナス100点からプラス100点まであるため、考え方がマイナスであれば、人生の結果は全てマイナスになってしまうとのこと(人生の方程式は掛け算なので)。つまり、考え方というのは、それくらい大切なものなのです。

どういう考え方をするかによって、人生はガラッと変わってきます。「因数分解」の考え方は、計算だけでなく、人生やビジネスを考える際にも役に立つことがお分かり頂けたと思います(【参考記事】成功者に共通する5つの要素#2)。

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「数学って必要?」とは

数学って必要?」では、数学が社会に出て役に立つのか、また役に立つのであれば、どのような場面で役に立っているのか、ということを解説しています。「数学って必要だったんだ」と少しでも感じて頂ければ幸いです。

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